BookstorY by HotarU

大学在学中に読んだ本の記録

『Steve JobsⅠ』と自分part3

 

〈読書記録 第3章〉

 

この章では、前半にジョブズの初ガールフレンドの話、後半に大学に進学してからの話が綴られている。

 

ホームステッド・ハイスクールの卒業が近づいた春、彼は1歳年下のクリスアン・ブレナンと付き合う。

馴れ初めなどは置いておいて、彼女は彼の事を

「スティーブはかなりおかしかった」

と語っている。

 

彼はこの頃ベジタリアンとして生きているし、

麦畑でLSD(ドラッグ)をやるし、

彼女と同棲を親の反対を押し切ってやるし、

 

彼の行動量はどこから湧いているのか…

しかしpart1(下記リンク)では僕のためになるかはわからないと書いたが、徐々にこのスティーブ・ジョブズに惹かれ始めている自分がいる。

『Steve JobsⅠ』と自分part1 - BookstorY by HotarU

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後半の話に入る。

 

彼が進学先に選んだのは、親に言われたウォズのいるバークレー大学や、奨学金などの補助があるスタンフォード大学でもなく、リード大学だったという。

この大学は学費が高くて有名だったが、親の反対を押し切って進学した。

 

彼は大学で禅に打ち込んだ。

仏教の考え方に影響を受けたジョブズはのちにこう語っている。

 

「抽象的思考や論理的分析よりも直感的な理解や意識の方が重要だ」

 

そしてもうひとつ、LSDにも没頭した。

LSDについて彼は歳を重ねてからも称賛しており、こんなことを語っている。

 

 

LSDはすごい体験だった。LSDを使うとコインには裏側が、物事には別の見方があると気づかせてくれる。」

と。

 

こうして彼の大學生活は今後のキャリアに大きな影響を及ぼし、もし何かが起きなかったり違う選択をしていたりすると、今日の我々はiPhoneを手にしていなかったかもしれないということを思うと、運命とはかくも素晴らしいものだと思う。