BookstorY by HotarU

大学在学中に読んだ本の記録

『Steve JobsⅠ』と自分part2

 

 

〈読書記録 第2章〉

 

第2章は、アップル社創業者のもう一人である

スティーブ・ウォズニアック(通称:ウォズ)

との出会いが書かれている。

 

彼はジョブズと同じく天才であったが、彼とは違って大望を嫌う傾向にあった。

だがその一方で共通点もたくさんあったようだ。

  • イタズラ好きなところ
  • 幼くしてエレクトロニクスに興味を示していたこと
  • 父親を尊敬していたところ
  • 音楽の趣味

そして、ウォズの方がジョブズより年上だったが、ウォズは子供っぽく、逆にジョブズは大人っぽいことがハマリ、以後40年以上の付き合いになったという。

 

彼らが知り合ってからのとある日曜日、

ウォズの天才的なアイデアで、これまでアナログ式しか存在していなかったブルーボックス(長距離電話がタダでできる装置)のデジタル式を完成させた。

ジョブズはこう語る。

 

「これほど誇りに思う回路は他にない…あれはすごかったって今でも思うよ」

 

そしてその装置を大学の寮の学生に見せて回り、100台ほど作り、ほぼすべて売りさばいたという。

40ドルでつくり150ドルで売った。

 

 

この章の最後はこう締めくくられている。

 

ウォズはお人よしの魔法使いだ。かっこいいものを発明し、その成果は気軽に他人へ渡してしまう。ジョブズはそれをユーザーフレンドリーにする、パッケージにまとめる、マーケティングする、そして利益を上げる方法を思いつくのである。

 

 

これぞ今日まで全世界のスマートフォン界を牽引し続けるアップル社の原点であると思う。

 

ではまた。